過多月経(生理の量が多い) 小伝馬町・馬喰町・馬喰横山・東日本橋駅の婦人科|東日本橋レディースクリニック
生理の量が多い、血の塊が出る、ナプキンを頻繁に交換しなければならないなど、 生理の出血量が多い状態を「過多月経」といいます。
過多月経をそのままにしていると、慢性的な出血によって貧血になることがあります。 生理の量が多いことを「体質だから」と考えず、一度婦人科でご相談ください。
こんな症状はありませんか?
このような症状がある場合には、過多月経の可能性があります。
過多月経の原因
過多月経にはさまざまな原因があります。 子宮に病気がある場合だけでなく、ホルモンバランスの変化などによって 生理の量が増えることもあります。
子宮筋腫
子宮筋腫は子宮にできる良性の腫瘍です。 筋腫の位置や大きさによっては、生理の量が増えたり、 生理痛が強くなったりすることがあります。 特に子宮内腔に近い粘膜下筋腫は、月経量の増加を引き起こしやすいとされています。
子宮筋腫について詳しくはこちら子宮腺筋症
子宮腺筋症では、子宮内膜に似た組織が子宮の筋肉の中に入り込むことで、 生理の量が増えたり、生理痛が強くなったりすることがあります。 子宮全体が硬く大きくなることが特徴です。
子宮腺筋症について詳しくはこちらホルモンバランスの乱れ
子宮に器質的な病気がなくても、ホルモンバランスの乱れによって 子宮内膜が厚くなりすぎることで、出血量が増えることがあります。 思春期や更年期前後に起こりやすい傾向があります。
過多月経と貧血
生理の出血量が多い状態が続くと、血液中の鉄が不足して 鉄欠乏性貧血になることがあります。
貧血になると、疲れやすい・息切れ・動悸・めまいなどの症状が出ることがあります。 「なんとなくだるい」「疲れが取れない」という症状が実は貧血によるものだったというケースも少なくありません。
「生理の量が多いだけ」と思っていても、貧血になっていることがあります。
過多月経がある場合には、血液検査で貧血や鉄の状態(血色素量・フェリチンなど)を 確認することも大切です。
過多月経の検査
過多月経の原因を調べるために、症状や生理の経過を確認したうえで、 必要に応じて以下の検査を行います。
経腟超音波検査
子宮筋腫・子宮腺筋症・子宮内膜ポリープなどの有無を確認します。 子宮や卵巣の形態を詳しく調べることができます。
血液検査
貧血が疑われる場合には、血色素量(ヘモグロビン)・フェリチン(貯蔵鉄)などを 確認します。貧血の程度によっては鉄剤の処方を行います。
過多月経の治療
治療方法は、過多月経の原因・症状・年齢・妊娠希望の有無などによって異なります。
低用量ピルによって月経量を減らしたり、生理痛を軽くしたりする治療があります。 ホルモンバランスを整え、子宮内膜を薄く保つことで出血量を抑えます。
ピルについて詳しく見る →子宮腺筋症や子宮内膜症に伴う過多月経・生理痛の改善に使用されるホルモン剤です。 子宮内膜を薄くすることで出血量を減らします。
ジエノゲストについて詳しく見る →子宮内に装着する黄体ホルモン放出システムです。 局所的にホルモンが作用して子宮内膜を薄く保ち、 月経量を大幅に減らす効果が期待できます。 一度装着すると最長5年間効果が持続します。
ミレーナについて詳しく見る →症状や体質に応じて、漢方薬を使用することがあります。 他の治療と組み合わせて用いる場合もあります。
子宮筋腫や子宮内膜ポリープなど、原因となっている病気によっては 手術が治療の選択肢となる場合があります。 妊娠希望の有無などを考慮して検討します。
よくある質問
過多月経とは、生理の出血量が異常に多い状態のことです。 具体的には、ナプキンを1〜2時間ごとに交換しなければならない、 夜用ナプキンでも漏れてしまう、大きな血の塊が繰り返し出る、 生理が8日以上続くなどの症状が目安となります。
主な原因として、子宮筋腫・子宮腺筋症・子宮内膜ポリープなどの婦人科疾患が挙げられます。 また、ホルモンバランスの乱れによって子宮内膜が厚くなりすぎることで 出血量が増えることもあります。 原因によって治療法が異なるため、まず検査で原因を確認することが大切です。
生理の出血量が多い状態が続くと、血液中の鉄が不足して鉄欠乏性貧血になることがあります。 貧血になると、疲れやすい・息切れ・動悸・めまいなどの症状が現れます。 「生理の量が多いだけ」と思っていても、実際に貧血になっているケースは少なくないため、 血液検査で確認することをお勧めします。
症状や生理の経過を確認したうえで、経腟超音波検査によって 子宮筋腫・子宮腺筋症・子宮内膜ポリープなどの有無を調べます。 貧血が疑われる場合には血液検査(血色素量・フェリチンなど)も行います。
治療法は原因・症状・年齢・妊娠希望の有無によって異なります。 主な選択肢として、低用量ピル・ジエノゲスト・ミレーナ・漢方薬・手術療法などがあります。 ホルモン治療によって月経量を減らしながら、原因疾患の治療を並行して行うこともあります。
はい、ミレーナは過多月経に対して高い効果が期待できます。 子宮内に装着することで局所的に黄体ホルモンが作用し、 子宮内膜を薄く保つことで月経量を大幅に減らします。 使用を続けると月経がほとんどなくなる方もいます。 一度装着すると最長5年間効果が持続します。
子宮筋腫があっても、筋腫の位置・大きさによっては症状が出ない場合もあります。 特に子宮内腔に近い粘膜下筋腫は月経量の増加を引き起こしやすいとされています。 筋腫があって過多月経の症状がある場合は、治療の必要性について医師にご相談ください。
放置すると慢性的な貧血が進行し、日常生活への影響が大きくなる場合があります。 また、子宮筋腫や子宮腺筋症など原因となっている疾患が進行する可能性もあります。 「体質だから仕方ない」と我慢せず、早めに婦人科を受診することをお勧めします。
過多月経は我慢しないでください
生理の量が多いことを長年「自分は生理が重い体質だから」と 我慢している方もいます。
しかし、過多月経の背景に子宮筋腫・子宮腺筋症・子宮内膜ポリープなどの 病気が隠れていることがあります。 また、出血が続くことで貧血になっている可能性もあります。
生理の量が以前より増えた方や、生理によって日常生活に支障が出ている方は、 一度婦人科でご相談ください。
過多月経の原因を確認し、症状や妊娠希望などに合わせて 適した治療方法をご提案します。