東日本橋レディースクリニック

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薬の名前から調べる

レルミナ・リュープリン・スプレキュア

 
生理痛や子宮筋腫に対して、一時的に閉経状態に持ち込む「偽閉経療法」として使う薬です。
 
以前までは、月に一度注射が必要な「リュープリン」や、点鼻薬「スプレキュア」が中心となっていた治療法ですが、2019年より内服薬として「レルミナ」が使用できるようになりました。
 
副作用として骨密度の低下があるため、基本的には半年までしか使えないお薬ですが、骨密度やコレステロールの値を見ながら、継続して使える可能性もあるので、ご相談ください。
 
 
一般的には、閉経が近い方が一時的に症状を改善し、そのまま自然に閉経することを期待する使い方が多くなっています。
 
また、ジェノゲストという薬の説明でも挙げたように、一時的に偽閉経療法で子宮を縮めてからジェノゲストを内服してもらう方法もあります。
 
その他には、点鼻薬で細かく薬の量をコントロールしながら、骨密度が下がらないように治療を続ける方法もあるので、ご相談ください。
 

効果

 
飲み始めた段階から閉経状態となるため、生理が止まります。
 
それにより、過多月経からくる貧血が改善したり、生理痛が改善します。
 

副作用

 
閉経状態となるため、ホットフラッシュやイライラなどの更年期症状がでることがあります。
 
更年期症状に対しては漢方薬にて治療します。また、骨密度の低下が見られることもあります。