東日本橋レディースクリニック

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日帰り手術

 

コンジローマ焼灼術

 
コンジローマはデリケートゾーンに出来物ができる性感染症です。
 
小さなイボのようなものを自覚して見つかることが多く、放置するとイボの範囲が広がってしまい、治療が大変になるため、早期治療がお勧めです。
 
軟膏(ベセルナクリーム)での治療は時間がかかることから、早期治療を希望される場合には、レーザーにて焼灼することが可能です。
 

費用 

保険診療3割負担 9,500円程度(診察費込)
*コンジローマが疑われる部分を一部切除して顕微鏡で詳しく診る検査費用も含まれています。
 

手術の流れ

コンジローマの部分に局所麻酔をした後、レーザーにて焼灼します。
病変の大きさ次第ですが、おおよそ10分前後で終わります。
生理以外のタイミングで院長外来のご予約をお願いします。
 

術後の注意

焼灼後は軽い火傷のような状態となるため、軟膏で保護して痛みを抑える必要があります。
もしくは、コンジローマをごく一部残す形で焼灼し、残った部分は軟膏で治療する、という方法も可能なので、ご相談下さい。

レーザー蒸散術

 
子宮頸部異形成に対してレーザー蒸散術にて治療します。
 
強い痛みが出ることはほとんどありませんが、念のために事前の鎮痛薬として座薬を使っていただきます。
 

費用 

保険診療3割負担 10,000円程度(診察費込)
 

手術の流れ

事前に感染症の血液検査を受けていただき、1週間以上経過してからレーザー蒸散術を行います。
 
レーザー蒸散可能かどうか判断するため、出血していないタイミングで院長外来のご予約をお願いします。
 
 
当日は、30分ほど前に鎮痛薬(座薬)を使っていただいた上で治療します。
 
病変の大きさ次第ですが、おおよそ10分前後で終わります。
 
終了後30分ほど院内で安静にしていただき、再度診察して出血がないことを確認してからご帰宅となります。
 

術後の注意

蒸散部分が軽い火傷のような状態となるため、術後1か月ほど、おりものが増えたり少量の出血が続くことがあります。1か月ほどは性行為をお控えください。
 
蒸散後の残存病変に対して追加の蒸散が必要になる事があります。
 
異形成が再発することもあるため、定期的な癌検査は必要です。
 
異形成の再発リスクを下げる方法として、HPVワクチン接種が効果的だったデータがあるため、未接種の場合は接種をご検討ください。
 
HPVワクチンと異形成の再発リスクについて
 

バルトリン腺開窓術

 
デリケートゾーンの分泌物が出てくるバルトリン腺という部分が腫れてしまい、感染を伴うと痛みが強くなることがあります。
 
痛みが強い場合には、ひとまず針を刺して中身を抜いて治療するのですが、繰り返すことも多く、「開窓術」にて分泌物の出口を広げる治療が適応になります。
(開窓術を行っても再発することはありますが、針を刺すだけの治療よりは再発率は下がります。)
 

費用 

保険診療3割負担 11,000円程度(診察費込)
 

手術の流れ

 
バルトリン腺の部分に局所麻酔をした後、レーザーにてバルトリン腺の出口を開きます。おおよそ15分前後で終わります。
 
腫れが小さすぎたり、炎症所見が強い場合、外来の込み具合によっては、当日手術できないこともあるため、まずは院長外来をご予約の上、ご相談下さい。
(17時以降は非常に混み合いますため、手術可能な時間帯はそれ以外となります)
 

術後の注意

 
バルトリン腺を開いた部分に切り傷があるような状態となるため、少量の出血や分泌物が続きます。軟膏で保護しながら、おりものシートを当てて対応していただきます。
 

リングカテーテル法

バルトリン腺の袋に2か所穴をあけ、そこからカテーテルという管を通し、バルトリン腺の外側でカテーテルを結んでリング状に固定する方法です。
 
この方法により、バルトリン腺に再び分泌物が溜まるのをできるだけ予防します。
 
手術時間は約20~30分程度。局所麻酔のみで手術可能です。
 
上記の開窓術よりも術後の傷が小さいので、より痛みが少なく済みますが、細いカテーテル(管)がリング状となって残りますので、違和感は続きます。
 
腫れが小さすぎたり、炎症所見が強い場合、外来の込み具合によっては、当日手術できないこともあるため、まずは院長外来をご予約の上、ご相談下さい。
(17時以降は非常に混み合いますため、手術可能な時間帯はそれ以外となります)
 

内膜ポリープ切除術

 
子宮の奥にある内膜という部分にポリープがあると、不正出血の原因となったり、不妊症の原因になることがあります。
 
内服薬などで治療することができないため、手術にて摘出する必要があります。
 
 

費用 

保険診療3割負担 25,000円程度(診察費込)
 病理検査込:摘出したポリープが悪性のものではないことを確認するために病理検査が必要です。
 

手術の流れ

 

術前

手術前の超音波検査や血液検査が必要となるため、まずは院長外来のご予約をお願いします。
 
※生理直前だと内膜ポリープがはっきり観察できないことが多いため、生理終わり際(多少出血していても大丈夫です)から排卵前あたりまでのご予約をお願いします。
 

手術当日

非常に細い管を子宮内に入れてポリープを摘出します。手術のための管が細いため、痛みは非常に軽いことが多いのですが、痛みが強い場合や、ご希望があれば、局所麻酔を追加することが可能です。
 
 
 
 

術後の注意

 
少量の不正出血が続く可能性がありますが、入浴など日常生活の制限は特にありません。