東日本橋レディースクリニック

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生理のお悩み

生理痛がひどい

生理痛がひどくなると、生理の前や生理とは全然関係ないタイミングで痛みが出ることがあります。

また、排便痛や性交痛が出てくることもあります。
そういった痛みの原因として、子宮内膜症というものが考えられます。

子宮内膜症では、子宮が腫れたり、卵巣が腫れたりするのですが、そのような「腫れ」が見られないこともあり、生理痛が酷いのに、超音波検査では何も見つからず、「何も異常がない」と言われてしまうことがあります。
そういった超音波ではわからないタイプの子宮内膜症にも対応いたします。
 
治療としては、ピル、ジェノゲスト、漢方薬、ミレーナ、偽閉経治療があります。
これらの説明を一度も聞いたことがない方は、是非一度ご相談にいらしてください。
 
 

生理痛に対して効果が期待できる他の方法

シナモン

生理痛に効果的なシナモンに関するブログ
生理初日から3日間だけ1日1000mgのシナモンを内服して生理痛が改善したり、420mgのシナモンを内服することで生理痛だけでなく生理の量も減少したデータがあるので、試してみる価値はあると思います。
 

指圧

生理痛に対して、指圧が効果的だった、という論文がいくつかあります。具体的な指圧のポイントについては、こちらのブログからご確認ください。
生理痛に対する指圧効果
 

マッサージ・運動

体幹トレーニング・マッサージ・ジョギング・骨盤底筋運動(排尿時に排尿を我慢するような力の入れ方を1日に何度も繰り返すこと)を2~3か月続けることで、生理痛が軽くなることがあります。
生理痛に対する運動効果
 

温熱シート

生理中に温熱シートを張ることで、生理痛が軽くなることがあります。
生理痛に対する温熱シート
 

ヨガ

週に2回、30~50分程度ヨガを行うことで、生理痛が軽くなったり、生理前の症状が軽くなる可能性があります。具体的なヨガのポーズはこちらのブログからご確認ください。
生理痛に対するヨガのポーズ
 

ストレッチ

1日10分、1日2回、週に3回のストレッチを行うことで、生理痛が軽くなる可能性があります。
生理痛とストレッチ
 

ピクノジェノール

1日60㎎のピクノジェノールというサプリを内服することで、生理痛が軽くなる可能性があります。
生理痛とピクノジェノール
 

ジンジャー

500㎎のジンジャーのサプリを1日3回、生理2日前から生理3日目まで内服することで、生理痛が軽くなる可能性があります。
生理痛とジンジャーのサプリ
 

ビタミン・オメガ3脂肪酸

180mgのEPAと120mgのDHAが含まれるオメガ3脂肪酸と、200IUのビタミンEが含まれているサプリを併用することで、生理痛が軽くなる可能性があります。
生理痛とビタミンE・オメガ3脂肪酸
 
また、ビタミンBについても生理痛が軽くなる可能性や、PMSが軽くなる可能性があります。
生理痛とビタミンB・魚油
PMSとビタミンB
 

イソフラボン

イソフラボンを積極的に摂ることで、子宮内膜症のリスクを下げられる可能性があります。
子宮内膜症とイソフラボン
 

レスベラトロール

1日30㎎のレスベラトロールというサプリを内服することで、生理痛が軽くなる可能性があります。
レスベラトロールは、ポリフェノールの一種で、赤ワインやピーナッツの薄皮に含まれています。
生理痛とレスベラトロール
 
 
 
 

生理不順

正常な生理周期(生理初日から次の生理初日まで)は25~38日です。
 
急激な体重の変化やストレス、競技レベルでの激しい運動、ホルモンバランスの乱れなど、様々な原因によって、生理不順になります。
 
特に痩せすぎの場合には、卵巣の機能が低下しすぎてしまって、全く生理が来なくなることがあります。体重を戻すことが目標となりますが、体重が戻ったとしても、卵巣の機能が十分に戻らないことも多いため、過度なダイエットは控えるようにしてください。
 
生理不順の原因を調べる場合には、生理中の血液検査でホルモンの値を調べる方法があります。
 
血液検査でよく見つかる病態としては、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)が挙げられます。
 
これは、卵巣が排卵しづらいために、生理不順となったり、不妊症の原因となったりするのですが、血液検査や超音波検査で診断することが可能なので、生理不順が続くときにはご相談ください。
 
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)について
 
受診のタイミングが合えば生理中のご来院をお勧めしていますが、数か月生理が来ていないなど、うまく生理中の受診ができない場合には、超音波検査で卵巣を調べたうえで血液検査が可能な場合もあるので、ご相談にお越しください。
 
 

生理以外に出血がある

ホルモンバランスの乱れで起きる場合がほとんどですが、稀に、性感染症、ポリープ、子宮頸癌、子宮体癌などの病気の場合があります。出血していても診察可能ですので、まずは診察においでください。 
 
性感染症やポリープ、子宮頸がん、子宮体癌の検査に関しては内診が必要となりますが、ホルモンバランスの乱れが疑われる場合には血液検査で調べることが可能です。
 
出血の原因になりうる性感染症として、最も代表的なものは「クラミジア」となります。
 
当院でも、不正出血、帯下増加、下腹部痛など、様々な理由で検査した方の中で10~15%の方にクラミジア感染が見つかっています。
 
しばらく検査を受けていない方、新しいパートナーができた方は、検査をお勧めいたします。
 
クラミジアについて
 
受診が難しい方には、自宅で調べられる検査キットもご用意しています。
 
性感染症自己検査キット

生理前に調子が悪くなる

生理前になると、頭痛やお腹の張りなど、様々な体調不良が生じることを月経前症候群(PMS)と呼んでいます。中でも、イライラや気分の落ち込みなど、精神的な症状が強く出るものは、月経前不快気分障害(PMDD)と呼ばれています。
 
いずれも、排卵後に出てくる黄体ホルモンが原因と言われており、治療法としては、ピルや漢方薬が適応となります。
 
また、以下のように日常生活の工夫で改善することも期待できます。
 
 
PMS改善のための生活習慣~公式ブログ
・脂肪、砂糖、塩分の多い食事では、PMSのリスクが3.2倍に高くなる一方で、フルーツ摂取により、PMSのリスクが0.34倍と軽くなる。
 
 
PMSとヨガの関係~公式ブログ
・1回40分のヨガを週に3回行うことで、PMSの症状が改善する。
 
 
 
PMSとリフレクソロジーの関係~公式ブログ
・1回40分のリフレクソロジー(足つぼマッサージ)を6~10回行うことで、PMSの症状が改善する。
 
 
PMSとサプリの関係~公式ブログ
・カルシウムやビタミンDのサプリで、PMSの症状が改善する。