東日本橋レディースクリニック

診察時間 10:00~13:00/15:00~20:00

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妊婦健診

妊娠初期から妊娠32週ころまでの妊婦健診に対応いたします。
 
・市販の妊娠検査薬で陽性に出た時点でご来院ください。
妊娠初期だと思っていても、最終生理が不正出血で、意外と妊娠週数が進んでいる可能性もあるため、早めに受診して頂いて大丈夫です。
 
・妊娠12週~妊娠13週6日に、ご希望の方にはダウン症などのリスクを評価する胎児ドックを受けていただけます。詳細は以下のページをご覧ください。
 
胎児ドックについて
 
・妊娠14週以降は4Dエコーで赤ちゃんの様子を立体的に見ていただけます。
(※10週以降は、母子手帳に入っている補助券を使用した金額です。)
 
 
・当院にて妊婦健診を受けていない方は、4Dエコーのみ(10,560円)の診察も可能です。WEB予約よりご予約下さい。
(妊娠後半になるほど、赤ちゃんの顔がはっきりとしてくるのですが、赤ちゃん自身がうつ伏せになっていて、4Dエコーで顔が良く見えない可能性も高くなってきます)
 
 
母子手帳を貰える場所
近隣出産病院
妊娠中の注意事項
つわりについて
NIPTについて
早産予防のために
 

5~8週

子宮の中に赤ちゃんの袋が見えるか確認します。

検査内容:経腟超音波

   初診:8,200円 

再診:6,400円

8~10週

心拍を確認し、分娩予定日を決定します。

検査内容:経腟超音波

6,400円

10~12週 

母子手帳の補助券を使って初期検査を行います。

超音波:5,400円 

おりもの検査:2,000円

子宮癌検査:無料

初期採血:12,000円

12~18週

4週ごとに赤ちゃんの成長をチェックします。

検査内容:経腹超音波

超音波:5,400円(4Dエコーは無料です)

18週

経腟超音波にて早産のリスクがないかチェックし、クラミジア感染症も調べます。

超音波:5,400円 

クラミジア検査:4,000円

18~26週

4週ごとに経腹超音波で赤ちゃんの成長をチェックします。無料の4Dエコー付きです。

超音波:5,400円

28週

貧血チェックと血糖値の検査をします。

超音波:5,400円 

採血:5,000円

26~32週

2週ごとに経腹超音波で赤ちゃんの成長をチェックします。無料の4Dエコー付きです。

超音波:5,400円

  ※出血や張りがあった場合は、保険での診察が必要になるため、追加で2,000円前後必要になることがあります。

母子手帳をもらう場所

中央区に住民登録・外国人登録している方は、区役所、特別出張所、保健所・保健センターで母子手帳をもらう事が可能です。
 
築地方面の方は、中央区役所・中央区保健所・月島特別出張所・月島保健センター、日本橋方面の方は日本橋特別出張所・日本橋保健センターが近くなっています。
 
中央区役所
〒104-0045 東京都中央区築地1丁目1−1
03-3543-0211
 

 
 
中央区 日本橋特別出張所
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目31−1
03-3666-4251
 

 
 
中央区 月島特別出張所
〒104-0052 東京都中央区月島4丁目1−1 月島区民センター1階
03-3531-1151
 

 
 
中央区 保健所
〒104-0044 東京都中央区明石町12−1
03-3541-5936
 

 
 
中央区 日本橋保健センター
〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1丁目1−1 4F
03-3661-3515
 

 
中央区立 月島保健センター
〒104-0052 東京都中央区月島2丁目10−3
03-5560-0765
 

 
 
その他に中央区での妊婦さんに対する補助金など、ブログにも記載していますので、参考になさってください。
 
中央区での出産について 東日本橋レディースクリニック ブログ

出産病院

※出産費用、無痛分娩に関しては、2019年10月時点での情報となりますので、詳細は各病院でご確認ください。
 

中央区

聖路加国際病院
※105~115万円
※無痛分娩:対応可の場合もあり
※妊娠8週の時点で予約しないと予約が取れないようです。
※分娩予約をした場合は、最初から最後まで聖路加国際病院で妊婦健診を受ける必要があります。
 

台東区

永寿総合病院
※出産費用:52万円
※無痛分娩:対応無し
 

墨田区

墨東病院
※リスクのある方のみ
 
賛育会病院
※出産費用:50~54万円
 
同愛記念病院
※出産費用:48~51万円
 

千代田区

三井記念病院
※出産費用:58万円
※無痛分娩:対応無し
 
浜田病院
※出産費用:68万円
※無痛分娩:対応可の場合もあり
 

江東区

昭和大学江東豊洲病院
※出産費用:65万円
※経産婦さんのみ無痛・和痛分娩あり

妊娠中に注意してほしい事

妊娠初期の方へ

妊娠初期の軽い腹痛や、少量の出血は決して珍しくありません。
 
初期の軽い腹痛は、子宮が大きくなる時に、子宮を支えている靭帯を引っ張ることによって生じます。
 
初期の少量の出血は、子宮内の赤ちゃんが入る部屋(胎嚢)の周囲に非常に細かい毛細血管があり、そこが切れてしまうと、出血を起こすことがあります。
 
そういった症状が全て流産につながるわけではないので、過剰に心配される必要はありません。
 
また、それらを治療する薬もないため、夜中急いで病院に向かう必要もありません。まずはお家でゆっくり休むのが一番です。

それでも、症状が続く、不安な気持ちが大きいといった場合は、相談にいらしてください。
 

妊娠中の体重管理

妊娠初期のつわりの時期は、うまく食事が摂れなかったり、食べづわりで食べ過ぎてしまう事があるのですが、それを乗り越えたころから、体重管理に気を付けましょう。
 
まずは妊娠前の体重からBMIを計算してください。
 
BMI計算サイト
 
BMIごとに出産時の目標となる体重増加は
 
18.5未満:12~15㎏
18.5~25.0:10~13kg
25.0~30:7~10kg
30以上:上限5kg
 
です。
 
基本的に、普段通りの食事を1日3回摂取していれば、目標以上に増えてしまうことはほとんどありませんが、どうしても体重が増えすぎて困る場合は、間食の量が多すぎる可能性が高いため、間食を減らすようにしましょう。

「トーチ症候群」を知っていますか? 

「トーチ症候群」とは、妊娠中にお母さんから胎児に母子感染することで、胎児に視覚障害・聴覚障害・発達障害などの影響が出る病気の総称です。
 

  • T Toxoplasma gondii トキソプラズマ
  • O Others 梅毒やパルボウイルスB19
  • R Rubella virus 風疹
  • C Cytomegalovirus サイトメガロウイルス
  • H Herpes simplex virus 単純ヘルペス

 
それぞれの頭文字を集めて「TORCH: トーチ」と呼びます。どの感染症も妊娠中に感染すると赤ちゃんに影響が出る可能性があるため、予防のための知識が必要です。これらの感染症に赤ちゃんが感染してしまったご家族が中心に作られたサイトもご参照ください。
 
トーチの会
  

母子感染症を防ぐために

 

加熱していない乳製品について

加熱殺菌されている乳製品を選びましょう。
 
生の牛乳から作られたソフトチーズ(ブルーチーズ、カマンベール、ブリーなど)や未熟なチーズ(フェタ、クエスブランコなど)は、リステリア菌などの細菌の感染リスクが高いため、避けることが望ましいです。この細菌は、胎児に感染症を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
 
一方、加熱処理されたチーズ(チェダー、モッツァレラ、スイスチーズなど)は安全であり、栄養価も高いです。ただし、体重管理の面から食べ過ぎには注意してください。
 

トキソプラズマについて

妊娠中にトキソプラズマという寄生虫に感染すると、赤ちゃんに影響を及ぼすことがあります。特に妊娠初期に感染すると、流産や奇形の原因になることがあります。
 
トキソプラズマの予防には、以下のような対策が有効です。
 
・馬刺し・鳥刺しなどの生肉や、ローストビーフ、生ハムはおすすめできません。買ってきたお惣菜などもきちんと火が通っていないかもしれないので、しっかり火の通ったものを食べましょう。
 
・野菜や果物についている土や汚れにはトキソプラズマが含まれる可能性があるため、よく洗ってから食べるようにしましょう。
 
・猫はトキソプラズマの保菌者になることがあります。猫のトイレにはさわらないようにしましょう。妊娠中だけは、猫のトイレ周りの掃除は誰かに代わってもらうようにしてください。どうしても自分でしなければならない場合は、ビニール手袋やゴーグルを着用し、作業後には手洗いを徹底しましょう。
 
既に猫を飼っている方へ
感染した猫がフンの中にトキソプラズマを排出するのは、感染後2週間までです。
 
そのため、2週間以上前から室内で猫を飼っていて、外の土や生肉に一切触れていないのであれば、その猫から感染する可能性はありません。
 
以上のことから、妊娠したからと言って猫を手放す必要はないのですが、妊娠してから新たに猫を飼うことには注意が必要です。
 
また、仮に猫がフンの中にトキソプラズマを排出したとしても、感染する力を持つまでには24時間必要と言われているため、猫のフンはこまめに捨てること、妊婦さんはフンの処理に関わらないことが大切です。
 
 
 
妊娠中に上で書いたようなことがあった場合には、感染が疑われる行為から2週間以上開ければ、血液検査で調べられるので、心配な時にはご相談ください。
 
トキソプラズマの再感染にも注意を
血液検査でトキソプラズマに対する抗体があると、以前に感染したことがある状態になります。
 
一般的に抗体があると再感染が予防されるのですが、トキソプラズマの場合は、抗体があっても、別の種類のトキソプラズマに感染する可能性があります。
 
そのため、血液検査でトキソプラズマの抗体を持っていたとしても、引き続き妊娠中の感染対策は気を付けるようにしてください。
 
トキソプラズマの再感染について
 

サイトメガロについて

サイトメガロウイルスは、妊娠中に感染すると、流産や胎児の成長障害を引き起こすことがあります。
小さいお子さんのおしっこや唾液から感染することがあるので、食べ残しを食べないこと、食器を共有しないこと、手洗いをしっかりすることを心がけましょう。
 
 

その他の感染症について

風疹や麻疹、水ぼうそうにかかったことのない方で、予防接種を受けたことのない方は、妊娠前に予防接種をしておきましょう。
 
現在妊娠中の場合は、出産後、次の妊娠までに予防接種を受けることが大切です。もし身近に感染者がいる場合には、距離を取るようにしましょう。
 

性行為について

腟内は赤ちゃんがいる子宮にとても近い部分です。その腟内に性病やその他の細菌が入ることで、子宮の中に感染を起こし、流産や早産の原因となる事があります。腟内への感染リスクとなるような行為は控えましょう。

お酒・タバコもNG

 
お酒、タバコも絶対ダメです。たった10か月の行動が赤ちゃんの将来を変えます。10か月間、周りの人も一緒に頑張ってもらいましょう
 
タバコが辞められない方々へ
 

禁煙

早産予防のために

マウスウォッシュを使いましょう

歯周病治療が早産を予防する可能性が指摘されているのですが、こちらの論文では、歯周病治療に加えてマウスウォッシュを併用することで、早産のリスクが減らせる結果となっています。
 
早産と歯周病に関する論文
 
対象
 
12の研究での5,735人の妊婦さん
 
コントロール群:妊娠中の歯周病治療もマウスウォッシュも無し
 
治療群:全員が歯石除去による歯周病治療
・2,570人はクロルヘキシジンによるマウスウォッシュを併用
・3,183人はマウスウォッシュの併用なし
 
 
結果
 
歯周病治療に加えてクロルヘキシジンによるマウスウォッシュを併用した場合
・早産率: 0.56倍
・2500g以下で生まれる低出生体重: 0.47倍
 
一方で、歯周病治療のみでは、早産率: 1.03倍、低出生体重: 0.82倍と、大きな違いはありませんでした。
 
 
 
以上の事から、歯周病治療だけではなく、クロルヘキシジンによるマウスウォッシュも併用することで早産率を下げられる可能性があります。
 
 

妊娠中のクロルヘキシジンに関する安全性について

「60匹の妊娠ラットに対して、10, 25または50mg/kgのグルコン酸クロルヘキシジンを経口投与し、催奇形性を検討した。同産仔の大きさ、吸収、胚の発達、死産は対照群と変わりなかった。」
とされています。
 
体重あたり10mgですから、人間に換算すると50kgの人が500mgのクロルヘキシジンを内服した場合になります。
 
薬用マウスウォッシュ:コンクールF
 
市販のクロルヘキシジンで見てみると、こちらの商品だと、0.05%のクロルヘキシジンが含まれているので、1本100mlあたり0.05g=50mg含まれている事になります。
 
つまり、この商品を10本飲んでも奇形の原因にはならないだろう、という事が言えます。

乳酸菌を摂りましょう

早産の患者さんでは腸管内のクロストリジウムという細菌の少なさと、ラクトバシラスという細菌の多さが指摘されています。
このラクトバシラスが乳酸菌の一種で、早産予防に効果がある可能性が指摘されています。
 
早産予防のための乳酸菌:公式ブログ
 
対象
5232件の出産のうち、早産リスクの高い121名
(早産リスクの高い人とは、20週以前に頸管長が短くなった人、12週以降に流産した経験のある人、36週以前に早産となった経験のある人です。)
 
妊娠12週くらいから分娩まで、毎日3〜6gの「ビオスリー」を継続して内服してもらいました。
121人の妊婦さんのうち、内服したグループが45名、内服しなかったグループが76名でした。
 

ビオスリー 日本でも整腸剤として処方されることの多い、乳酸菌を含んだ薬です。

 
結果
平均出産週数: 内服群で36.8週、非内服群で34.6週
32週以前の早産率: 内服群で2.2%、非内服群で25.0%
 
このように、早産リスクの高い人では、ビオスリーを内服することで、早産のリスクを減らせる可能性があります。

妊娠中の様々な症状について

つわり

つわりは、妊娠初期に多く発生し、通常は妊娠8週から12週頃にピークを迎えます。しかし、個人差が大きく、つわりの症状が出る時期や期間は人それぞれです。また、つわりの症状が軽い場合は妊娠初期に終わることが多いですが、つわりの症状が重い場合は妊娠後期まで続くこともあります。
 

つわり対策

・ショウガやビタミンB6のサプリを試してみましょう
他にもカモミールやザクロ、ミント、レモンなども試してみると、症状が良くなる可能性があります。ビタミンB6や嘔気止めは、処方薬でもありますので、かかりつけで相談してみてください。
つわり対策について:公式ブログ
 
・ツボを押してみましょう
手首にある「内関」というツボを押してみましょう。内関は、手のひらを上に向けた時に、手と手首の境目にあるしわの真ん中から、指3本分だけひじの方へ進んだところにあります。
内関を押した時の効果について:公式ブログ
 
内関の他に効果があるツボとしては、みぞおちのあたりにある「幽門」も試してみましょう。
幽門について:公式ブログ
 

便秘

妊娠初期には便秘と下痢を繰り返しやすいのですが、徐々に便秘がちになってきます。
本当に便秘が酷くなると、救急車を呼ぶほど激しい腹痛が起きることもあるため、しっかりコントロールすることが大切です。
食事でコントロールが難しい場合は、酸化マグネシウムという薬を処方することが多く、これだけで便通が良くなることがほとんどです。
 

頭痛

もともと頭痛もちの方も多いのですが、妊娠中に内服できる鎮痛剤としてはアセトアミノフェンを処方しています。また、気圧の変化で頭痛が起きる方には、五苓散という漢方が効くこともあります。
妊娠中の頭痛の原因が血圧から来ていることもあるため、頭痛が起きる時には血圧も測るようにしましょう。