東日本橋レディースクリニック

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デリケートゾーンのお悩み

デリケートゾーンの痒み

痒みの原因として、カンジダという菌(白い塊のようなおりもの)やトリコモナスという菌に感染している可能性が考えられます。
 
カンジダに関しては、寝不足や体調不良、抗生剤の内服によって痒みの症状が出てくることがあります。一度治っても繰り返しやすいので、その都度の治療が必要です。
 
典型的には、「チーズのようなおりもの」「ポロポロとしたおりもの」が出てくるのですが、「全くおりものがない」という状態でも腟内にだけポロポロとしたおりものが増えている場合も良くあります。
 
 
一般的な市販のかゆみ止めでは効果がなく、デリケートゾーンが真っ赤に荒れてしまい、痛みを伴いますので、早めに受診してください。 初診の段階で治療薬を処方します。 (腟錠、もしくは内服薬)
 
また、再発予防には乳酸菌の摂取が大切です。当院にて再発予防のための乳酸菌の錠剤も販売していますので、ご相談ください。
 
カンジダについて
 

デリケートゾーンの痛み

痛みの原因として、上に書いたようにカンジダが悪化した場合や、ヘルペス、バルトリン腺という部分が腫れてしまう、など様々な原因が考えられます。
治療法が異なりますので、ご来院の上、ご相談ください。
 
・ヘルペス:内服薬と軟膏にて治療します。再発を繰り返す場合には、再発予防のために毎日薬を内服してもらう方法もあります。
 
・バルトリン腺:違和感や痛みが強い場合には、針で刺して内容液を抜いたり、通り道を作るために造袋術(開窓術)を行うこともあります。
 

おりものの増加

おりものが増える原因として、性感染症や細菌の増加が考えられます。
 

細菌性腟症

腟内には乳酸菌がいるのが正常な状態ですが、体調不良や寝不足、ストレスなど、様々な理由で乳酸菌が減ってしまうと、それ以外の菌が増えてしまい、おりものの増加やニオイ(魚が腐ったようなニオイなど)の原因となります。
 
腟錠や内服薬で比較的簡単に治療できるので、症状に困っている場合はご来院ください。
 

性感染症

最も多い感染症としてクラミジアがあります。また、クラミジアに同時感染することがある淋菌でも、おりものが増えることがあります。
 
これらが原因の場合、治療までに時間がかかると、不妊症の原因にもなりますので、早めの受診をお勧めします。

クラミジアや淋菌はおりもの検査をして、約1週間後に結果をお伝えいたします。
 
クラミジアについて
 
受診するのが難しい方は、ご自宅で調べられる検査キットもご用意していますので、ご利用ください。
 
自己検査キット

腟内遺物

タンポンが取れなくなったり、破損したコンドームが残ってしまった、という理由で受診される方は非常に多いのですが、実際に診察してみると、すでに無くなっていることもよくあります。
 
おそらく、気が付かない間に自然に出てしまっているのだと思われますが、腟内に認めた場合は外来にて簡単に取り出すことが可能なので、ご相談ください。
 
腟内遺物が何日間も残り続けると、においの原因となったり、ひどい感染症から命にかかわることも極稀にありますので、早めの診察をお勧めいたします。
 

費用:3,000円(自費・税込)