東日本橋
 レディースクリニック

 東日本橋レディースクリニック

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婦人科について

 

症状別の説明病名別の説明薬の名前別の説明があるので、受診の際の参考にしてください。

デリケートゾーンのお悩み

痒みの原因として、カンジダという菌(白い塊のようなおりもの)やトリコモナスという菌に感染している可能性が考えられます。 カンジダに関しては、一度治っても繰り返しやすいので、その都度の治療が必要になります。 ひどくなると、デリケートゾーンが真っ赤に荒れてしまい、痛みを伴いますので、早めに受診してください。 初診の段階で治療薬を処方します。 
 
カンジダについて

痛みの原因として、上に書いたようにカンジダが悪化した場合や、ヘルペス、バルトリン腺という部分が腫れてしまう、など様々な原因が考えられます。
治療法が全く異なりますので、ひどくなる前に受診してください。
 
カンジダについて

おりものが増える原因として、性感染症や雑菌の増加が考えられます。
クラミジアや淋菌が原因の場合、治療までに時間がかかると、不妊症の原因にもなりますので、早めの受診をお勧めします。
多くの場合は雑菌が増えているだけのことが多いので、初診の段階で治療薬を処方します。
 
カンジダについて
 
クラミジアについて

生理のお悩み

生理痛がひどくなると、生理の前や生理とは全然関係ないタイミングで痛みが出ることがあります。
また、排便痛や性交痛が出てくることもあります。
そういった痛みの原因として、子宮内膜症というものが考えられます。
子宮内膜症では、子宮が腫れたり、卵巣が腫れたりするのですが、そのような「腫れ」が見られないこともあり、生理痛が酷いのに、超音波検査では何も見つからず、「何も異常がない」と言われてしまうことがあります。
そういった超音波ではわからないタイプの子宮内膜症にも、対応いたします。
 
処方薬としては、ピル、ジェノゲスト、漢方薬、ミレーナ、偽閉経治療が挙げられます。
これらの説明を一度も聞いたことがない方は、是非一度ご相談にいらしてください。
 

急激な体重の変化やストレス、競技レベルでの激しい運動、ホルモンバランスの乱れによって、生理不順になります。
数カ月に1度程度、生理が乱れるのであれば、それほど問題はありませんが、頻繁に生理周期がずれるようであれば、一度ご相談ください(正常な生理周期:25~38日)

ホルモンバランスが原因で起きる場合がほとんどですが、稀に、性感染症、ポリープ、子宮頸癌、子宮体癌などの病気の場合があります。まずは診察においでください。 
 
いずれの検査も内診が必要になります。
 
クラミジアについて
 

月経前症候群といって、生理前のホルモンの変化により、気分が沈んだり、イライラしたり、胃腸の調子が悪くなったりします。
漢方薬やピルで改善することも多いので、ご相談ください。

不妊・妊活について

1年間避妊をせずに妊娠しない場合は不妊症と言います。不妊症の原因はさまざまで、超音波の検査、ホルモン検査、性病検査などが必要です。
また、不妊症の原因として、男性にも原因があることが50%ほどありますので、男性側の検査=精液検査も必要です。
まだ妊活を始めていない方でも、性病検査、特にクラミジアは不妊症の原因となりますので、将来の妊娠を考えている方は、早めの検査をお勧めします。
 
クラミジアについて
 

不妊症の原因検査、ホルモン検査、排卵誘発、タイミング療法を行っています。
人工授精・体外受精に関しては、専門病院へご紹介させていただきます。

性病のお悩み

おりものがいつもと違う、パートナーが性病と言われた、などの性病の心配があるときは、検査が必要です。
クラミジアや淋菌は子宮以外にのどに感染することもあるため、子宮の検査だけではなく、喉の検査も受けるようにしてください。
のどの検査は、うがいをして調べます。喉に感染すると、風邪のような症状が出ることもありますが、全く症状が出ないこともあるため、心配な時には検査が必要です。
 
クラミジアについて

クラミジア、淋菌、ヘルペス、コンジローマ、梅毒、HIVなど様々な性病があります。
おりものが増えていると、クラミジア・淋菌の可能性、できものが出来ていると、ヘルペス・コンジローマ・梅毒の可能性が出てきます。
ただ、クラミジア・淋菌・梅毒では、明らかな症状がない場合もあるので、心配であれば一度検査を受けてください。

 
クラミジアについて

病名から調べる

 
婦人科のがんで最も多い子宮がんには、子宮頸がんと子宮体がんがあります。
子宮頸がんは、腟の奥の子宮頸部とよばれる部分に出来る癌です。子宮の入り口付近に発生することが多いので、普通の婦人科の診察で検査しやすく、発見されやすいがんです。また、早期に発見すれば比較的治療しやすい癌ですが、進行すると治療が難しいことから、早期発見が極めて重要といえます。
 

子宮頸がんとヒトパピローマウイルス(HPV)

 
子宮頸がんの発生には、その多くにヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が関連しています。
HPVは、性交渉で感染するウイルスです。子宮頸がんの患者さんの90%以上からHPVが検出されます。HPV感染そのものは珍しい事ではなく、感染しても、多くの場合、自然にHPVが排除されます。HPVが排除されず感染が続くと、一部に子宮頸がんの前がん病変や子宮頸がんが発生すると考えられています。また喫煙も、子宮頸がんの危険因子です。
以前、HPVワクチンを受けた、という方であっても、癌にならない訳ではないので、子宮頸がん検診は必要です。

 
女性の3割は持っていると言われる「子宮筋腫」 自覚症状は全くないのに、健康診断で見つかることもあります。
そんな子宮筋腫が問題になるのは、「大きさ」と「位置」
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㎝近い大きさの子宮筋腫になってくると、お腹の上から直接触ってもわかったり、便秘がちになったり、トイレが近くなることもあります。また、子宮筋腫がある位置によっては、生理の量が非常に多くなり、貧血症状が進むこともあります。
健康診断で子宮筋腫や貧血を指摘された方、普段から生理の量が多いかなと思う方、お腹周りが大きくなったかなと思う方は一度ご相談ください。
 
検査方法
経腟超音波や経腹超音波、MRIという検査になります。
 
治療方法
手術で摘出したり、栄養血管をブロックして縮めたり、ホルモン治療にて縮めることができます。
 
具体的な治療法などはこちらをご覧ください
 子宮筋腫について
 

 
代表的な卵巣腫瘍としては、チョコレート嚢腫と皮様嚢腫(奇形腫とも)が挙げられます。多くの場合は自覚症状もなく、健康診断などでたまたま見つかることがあります。
 

チョコレート嚢腫について

文字通り卵巣腫瘍の中にチョコレートのような液体が入っている腫瘍です。古い血液が腫瘍の中にたまり、それが徐々に茶色くなっていって、最終的にはチョコレートのようになります。
このチョコレート嚢腫があると、生理痛が強くなることがあり、生理痛で受診した時にたまたま見つかることも多い腫瘍です。
 
チョコレート嚢腫は、別名「内膜症性嚢胞」とも呼び、子宮内膜症の中に含まれます。
子宮内膜症は、子宮の内側にある「子宮内膜」という組織が子宮以外の場所で増える病気で、生理のある女性の約10%にみられます。生理痛の原因となり、悪化していくと生理以外の下腹痛、腰痛、性交痛および排便痛が出てくることもあります。
不妊症との関係も指摘されていて、原因不明の不妊症患者の半数に子宮内膜症が存在するともいわれています。
 
このチョコレート嚢腫は稀に癌になることがあります。20代、30代の方で大きさが2~3cmであれば、まず心配はいりません。しかし、10cm近い大きさがあったり、40代以上の方で6cm前後の大きさであれば、詳しい検査をしつつ、手術も視野に入れることがあります。
 

検査方法

経腟超音波や経腹超音波、MRIという検査になります。
 

治療方法

大きすぎる場合には手術で摘出します。ピルなどのホルモン治療にて縮められる可能性もあるため、大きさや症状に応じて治療法を選択します。
 

皮様嚢腫について

チョコレート嚢腫では、中にチョコレートのような液体が入っていたのですが、この皮様嚢腫に関しては、脂肪・毛髪・歯などが入っています。ブラックジャックという漫画に出てくる、ピノコというキャラクターは、この皮様嚢腫の中に入っていた臓器をつなぎ合わせて作られた設定です。実際にはそこまで様々な臓器が入っていることはほとんどなく、多くは脂肪や毛髪が入っている状況で発見されます。
 

検査方法

経腟超音波や経腹超音波、MRIという検査になります。
 

治療方法

 飲み薬や注射では縮めることはできないため、ある程度の大きさがあれば手術をすることになります。基本的には、年齢とともに徐々に大きくなってくるため、いつかは手術が必要になることがほとんどです。
3~4cmであれば経過を診ることが多いのですが、5~6cmを超えてくると、何かをきっかけに急に腫瘍が捻じれて、激痛を引き起こし、多くの場合は救急車で運ばれて緊急手術になる可能性が出てきます。そのため、ある程度の大きさになれば手術を勧めることが増えてきます。
 
チョコレート嚢腫も皮様嚢腫も手術が選択肢になることがあります。多くの場合は腫れている腫瘍の部分だけを取り除き、正常な卵巣自体は残すことになりますが、あまりに腫瘍が大きい場合には、正常な卵巣組織をあまり残せないこともあります。ただし、卵巣自体は左右に二つあり、片方が残っていれば妊娠の可能性はありますので、それほど心配する必要はないと言えるでしょう。
 
いずれにせよ、手術後に再発する可能性はあるため、定期的な経過観察は必要です。
特にチョコレート嚢腫に関しては、術後再発予防のためにピルなどのホルモン治療は効果的なため、定期的に婦人科に通うようにしましょう。
 

チョコレート嚢腫の手術後再発に関する論文
Dienogest therapy during the early stages of recurrence of endometrioma might be an alternative therapeutic option to avoid repeat surgeries.
この論文では、内膜症の治療を受けた146人のデータを検討しています。
手術の後、何も継続した治療をしなかった人が83人、低用量ピルを継続した人が32人、ジェノゲスト(商品名はディナゲスト)を継続した人が27人でした。
 
そのうち、16人が内膜症を再発したのですが、12人は内膜症術後に何も治療を受けなかった人たちでした。低用量ピルの群からは3人、ジェノゲストの群からは1人が再発しました。
 
つまり、無治療群での再発率は、12/83=14%、低用量ピルでの再発率は、3/32=9%、ジェノゲストでの再発率は、1/27=4%と言う結果になりました。
 
再発した人のうち11人は、再発と診断がついた直後からジェノゲストによる治療を始めました。
そのうち7人は2年間治療を継続し、4人は再発した内膜症が完全に治りました。
 
以上のことから、内膜症というのは手術をしたとしても、無治療で過ごすと再発してしまう事があり、その再発率を下げるためには、手術後も低用量ピルやジェノゲストでの継続治療が必要、ということになります。
 
低用量ピルやジェノゲストを内服している間は妊娠の確率がほぼゼロになってしまうため、妊娠を希望している方は、出来るだけ早く妊娠する事が内膜症の再発予防にもなります。 

 

子宮内膜症は、本来は子宮の内側にある子宮内膜という組織が、子宮以外の場所(卵巣など)で増える状態のことです。
子宮の内側からはがれた子宮内膜は、月経血として腟から体の外へ出ていきますが、子宮以外の場所で増えた子宮内膜組織はそこにとどまり、痛みや癒着(もともと離れている組織がくっついてしまう)の原因になります。
また、不妊の原因になることもあります。良性の病気なので、命にかかわることはありませんが、痛みなどの症状をコントロールしながら、閉経まで気長につきあっていく必要があります。
 

どこに出来るの?

子宮内膜症ができやすい場所は、腹膜、卵巣、子宮と直腸の間のくぼみ(ダグラス窩)などです。
卵巣にできたものをチョコレート嚢胞とよびます。チョコレート嚢胞がある場合は、卵巣に古い血液が溜まって卵巣がふくれ、周囲の卵管などと癒着して痛みや不妊の原因になることがあります。
小さいうちは大丈夫ですが、大きくなるにつれて、まれにがん化することがありますので、必ず定期的に検査を受けましょう。
 

検査方法は?

内診での超音波検査で、子宮や卵巣が腫れていないかを確認します。ただし、腹膜という場所にある子宮内膜症は非常に小さく超音波検査では確認することができません。
「超音波では何もない」と言われて子宮内膜症を否定された方もいるかもしれませんが、生理痛が強かったり、排便痛・性交痛がある場合には、腹膜に子宮内膜症がある可能性があります。
 
内診検査が難しい場合には、他院の検査になりますがMRI検査にて子宮・卵巣の腫れを確認することも可能です。
 

治療方法は?

妊娠希望があるかどうかで大きく治療法は分かれます。
 
妊娠希望がある場合
ホルモン治療ができないため、鎮痛剤や漢方を使いながら早期妊娠を目指すことをお勧めします。妊娠しにくい原因がないかどうか、女性も男性も検査が必要なため、早めに受診して一通り検査をしましょう。
 
その他に生理痛を改善する方法をブログにまとめていますので、参考にしてみてください。
 
シナモンで生理痛を改善
指圧で生理痛を改善
マッサージで生理痛を改善
 
妊娠希望がない場合
上記で説明した治療法以外にホルモン治療が選択肢となります。
ホルモン治療としては、ピルやジェノゲスト、ミレーナ、偽閉経治療(内服、注射、点鼻薬)が挙げられます。また、手術によって症状が改善することもありますが、再発予防のためには継続してホルモン治療をお勧めします。
 
ミレーナについて
 

子宮腺筋症は、本来子宮の内側にある子宮内膜組織が子宮の筋肉の中にできる病気です。上で説明した子宮内膜症も子宮内膜が違う場所にできる病気ですが、子宮以外の場所にできるものを指しています。
 
子宮にできる良性の病気という点では子宮筋腫と似ています。子宮腺筋症は子宮の筋肉との境界がわかりにくくなっているのが特徴ですが、子宮筋腫は腫瘍を作っていて子宮の筋肉との境界がはっきりしているのが特徴です。
 
子宮内膜症のように強い生理痛を引きおこしたり、子宮筋腫のように生理の量が増えて(過多月経)、貧血になったりします。
 
生理以外の下腹部痛・腰痛をおこすこともあります。子宮筋腫や子宮内膜症と同じように、女性ホルモンの影響を受けて症状が酷くなりますが、閉経後には病変は小さくなり症状も消えることがほとんどです。
 

検査方法は?

内診による超音波検査で子宮が腫れていないかどうか検査します。内診検査が難しい場合には、MRIという検査で調べることも可能です。
 

治療方法は?

妊娠希望があるかどうかで大きく治療法は分かれます。
 
妊娠希望がある場合
ホルモン治療ができないため、鎮痛剤や漢方を使いながら早期妊娠を目指すことをお勧めします。妊娠しにくい原因がないかどうか、女性も男性も検査が必要なため、早めに受診して一通り検査をしましょう。
 
その他に生理痛を改善する方法をブログにまとめていますので、参考にしてみてください。
 
シナモンで生理痛を改善
指圧で生理痛を改善
マッサージで生理痛を改善
 
妊娠希望がない場合
上記で説明した治療法以外にホルモン治療が選択肢となります。
ホルモン治療としては、ピルやジェノゲスト、ミレーナ、偽閉経治療(内服、注射、点鼻薬)が挙げられます。また、手術によって症状が改善することもありますが、再発予防のためには継続してホルモン治療をお勧めします。
 

PMSの症状は、お腹の張り・肩こり・頭痛・むくみ・体重増加・便秘といった体の症状と、イライラ・無気力・集中力低下といった心の症状が挙げられます。イライラが強くなると、家族や職場での人間関係に影響が出ることも。
 
主に排卵後に出てくるホルモンが原因になると言われており、排卵を抑えるピルは効果的です。また、漢方薬で症状が改善することも多いです。
 

  
日本や世界で最も多い性感染症です。子宮からお腹の中へと感染が広がると、不妊症の原因になることもあります。妊婦健診のときに必ず検査をしますが、約5%の方が感染していることがわかっています。
 
クラミジア感染が子宮に繋がっている卵管という細い管にまで広がってしまうと、癒着という状態を引きおこします。
癒着は、本来くっ付いていない臓器どうしがペタペタとくっ付いてしまうことを意味し、その癒着が原因で卵管の通り道が潰れてしまうと、不妊症の原因となるのです。
癒着そのものは、生理痛の原因となる子宮内膜症や、手術の影響でも起きうるのですが、癒着によって軽い痛みが続くこともあります。
 
癒着そのものを改善する薬はないため、一度癒着してしまった場合は、長いお付き合いをしていくことになります。 (もちろん、癒着による痛みがとても強い場合には手術をして癒着を剥がすこともあるのですが、その手術そのものが再び癒着する原因にもなりうるため、完全に痛みを取り切ってしまうのは非常に難しい話になります。)
 

症状

感染してから1~3週間ほどで症状が出ることがあります。
 
お腹の痛み、おりものの増加、不正出血、性交痛などが典型的な症状ですが、クラミジア感染者の半数以上は症状が出ないとも言われているため、疑わしいときは積極的に調べる必要があります。
 
また、男性の方もクラミジア感染による症状は比較的出にくいと言われています。排尿痛や尿道からの分泌物が疑うきっかけとなりますが、20代の無症状の男性の5%に感染が認められた、という報告もあるくらいなので、やはり疑わしい時には検査をするしかありません。
 

検査方法

主に内診で調べます。子宮の入り口を綿棒でこするだけの検査なので、痛みはほとんどありません。オーラルセックスの普及によって、子宮にクラミジアが感染していた場合、1~2割は咽頭にも同時感染していることもあるため、のどの検査も必要です。その場合は、うがいをして調べます。どちらも結果が出るのに1週間かかります。
 
内診検査にどうしても抵抗がある場合には、ご自身で採取する検査のご案内もあります。
(お手洗いで綿棒をご自身で腟内に入れていただいて採取する検査です)

クラミジアに感染している人の1割は、淋菌にも感染していると言われています。そのため、クラミジアが心配な時には淋菌の検査も受けることをおすすめします。

 

治療方法

抗生物質を処方します。1日飲んでいただくだけで治ることがほとんどですが、それでは治らないことも時々あるので、3週間後に治っているかどうか、必ず検査を受けましょう。治っていない場合は、別のタイプの抗生物質を処方します。
 
パートナーがいる場合は、お互いがクラミジアに感染していないことが確認できるまでは、性行為は禁止になるので注意しましょう。
 

 
クラミジアと同様に、性行為によって感染する病気で、子宮からお腹の中へと感染が広がって不妊症の原因になることもあります。また、オーラルセックスの普及により、咽頭に感染していることもあるため、咽頭の検査も必要です。

症状としては、おりものの増加、不正出血、下腹部痛などが見られますが、何も症状が出ない人も半数近くいます。一方で男性の場合は感染後数日で灼熱感のある排尿痛が出現することが多いため、比較的気づきやすい病気です。1回の性行為によって感染する確率は30%程度と言われていて、クラミジアと同様に、疑わしい場合は検査が必要です。
 

検査方法

クラミジアと同じく、内診で調べます。子宮の表面を綿棒でこすって調べるので、痛みはほとんどありません。のどの淋菌は、うがいで調べることができます。どちらも結果が出るのに1週間かかります。
子宮に感染が見つかった場合、1~3割の方は咽頭にも同時感染している可能性があるため、うたいによる咽頭検査も必要です。
また、淋菌感染した場合、2~3割の方はクラミジアにも同時感染しているため、クラミジア検査も必要です。
 
クラミジア検査同様に、内診検査に抵抗がある方には、ご自身で調べる方法もあります。
(お手洗いで、腟内にご自身で綿棒を入れていただき検査する方法です。)
 

治療方法

点滴をします。1回の治療で終了しますが、まれに薬が効かないことがあるので、治っているかどうかの確認は必ず行いましょう。
 

 
スピロヘータという細菌に感染することで起こる感染症です。症状のない期間と症状のあらわれる期間が交互におとずれ、症状があらわれる度に深刻化します。


ただし、症状が全く出ない「無症候性梅毒」のこともあり、見ただけでは診断がつけられないことも多いので、心配なときはお気軽にご相談ください。

4段階でさまざまな症状があらわれます。
 

1

(感染から約3週間後) デリケートゾーン周辺に痛みのないシコリができたり、太ももの付け根にあるリンパ腺が腫れたりしますが、それらの症状は数週間で自然に消えます。 

2

(感染から約3か月後) 全身に痒みも痛みもない発疹があらわれます。また、かたく盛り上がった赤色のイボがデリケートゾーン、手・足・顔などにあらわれ、3か月~3年ほど続きますが、自然に消えます。その後無症状の時期がしばらく続きます。

3

(感染から約3年後) 全身にシコリがあらわれ、表面のもろい潰瘍をつくります。病原体が骨まで広がると激しい痛みで眠れない日が続くこともあります。

4 

手足の感覚の喪失や、心臓や血管、脳に重度の障害が発生し、死に至ることもあります。
 

検査方法

血液検査で調べます。約1週間後に結果がわかります。
 

治療方法

抗生物質の内服にて治療しますが、治療期間として数か月はかかります。途中で治療を止めてしまうのは危険なので、根気強く通院してもらうことが大事です。治らない病気ではないので、頑張って治療しましょう。
 

性行為などで性器にヘルペスウイルスが感染することにより、引き起こされる感染症のことを言います。

初めて発症する時は、かなり痛みが強く出ることがあります。皮膚がえぐれる「潰瘍」になり、歩行時・排尿時に痛みが伴います。痛みがひどい時には入院が必要になる場合もあります。再発時は、なんとなく違和感を感じるものの、軽い痛みで済むことが多くなります。
 

検査方法

痛い部分を見るだけで、おおよその診断をつけることは可能ですが、判断に迷うときは痛い部分を綿棒で拭う検査をすることもあります。
 

治療方法

抗ウイルス薬を内服または点滴して治療します。それと併せて軟膏も処方することもあります。しかし、一度体の中に入ったウイルスをゼロにすることは不可能です。そのため、一度ヘルペスに感染してしまうと、体調を崩して免疫力が低下するときに再発するケースも少なくありません。再発する時には、なんとなく違和感を覚えることが多いので、その段階で早めに受診すれば、症状を軽く抑えることもできます。

何度も再発してしまう方には、毎日お薬を飲み続けて、再発の確率を下げる治療法もあるので、ご相談ください。

 

 
HPVウイルス(ヒトパピローマウイルス)の感染によって、陰部などにイボができる病気です。

イボができるだけで、痛みやかゆみなどの症状はあまりありません。
 

検査方法

イボを見るだけで診断がつくことが多いですが、イボを切り取って顕微鏡で見る検査をすることもあります。
 

治療方法

当院では軟膏を塗って治療しますが、治りにくい場合は、外科的に電気メスで焼くこともあります
再発しやすい病気ですので、気長に治療することが必要です。
 

カンジダとは真菌の一種で、普段は腟の中にいても何も悪さをしません。しかし、風邪や疲労などで免疫力が低下して他の正常な菌が減ってしまうと、代わりにカンジダが増えてしまってかゆみの原因になります。

デリケートゾーンがかゆくなるほか、おりものが白いポロポロした状態になります。それほどカンジダが多くないときには、白くてやや水っぽいおりものになることもあります。ひどくなると、デリケートゾーンの肌が真っ赤に荒れてしまい、痛みも伴います。何度も再発しやすいのが特徴ですが、完全に再発を防ぐ方法は今のところありません。

乳酸菌を積極的に摂取すれば、再発のリスクを下げられる可能性はあります。ヨーグルトなど摂取を心掛け、それでも厳しい場合は乳酸菌タブレット(1か月2,500円)も取り扱っていますので、ご相談ください。
 

検査方法

内診にて、腟分泌液を採取して検査をします。カンジダが明らかな場合は、当日お薬を処方します。
 

治療方法

抗真菌剤(腟錠や内服薬)やクリームを処方します。
 

腟カンジダの再発予防についての論文
Randomised clinical trial in women with Recurrent Vulvovaginal Candidiasis: Efficacy of probiotics and lactoferrin as maintenance treatment.

こちらの論文ではカンジダ腟炎を繰り返す48人の女性を2つのグループに分けて検討しています。
全員に一般的なカンジダ治療薬を使った後、一方のグループにはプラセボ(何の治療効果もない錠剤)を内服してもらい、もう一方のグループには乳酸菌とラクトフェリンの含まれる錠剤を内服してもらいました。
その結果、最初のカンジダ治療薬で症状が改善した後、半年間での再発率は乳酸菌・ラクトフェリンのグループが明らかに低くなったのです。
3ヶ月経後した時点で比較すると、乳酸菌・ラクトフェリングループの再発率33.3%に対して、プラセボは再発率91.7%
6ヶ月過後した時点で比較すると、乳酸菌・ラクトフェリングループの再発率29.2%に対して、プラセボは再発率100%
という結果になりました。
このように、カンジダの再発をかなりの確率で予防することができると言えます。
対象となった方の人数が48人と非常に少ないのですが、乳酸菌やラクトフェリンは副作用もなく摂取できると思うので、カンジダの再発で悩んでいる方は、一度お試しください。

薬の種類から調べる

 
ピルには様々な種類があり、費用負担という面で考えると、自費と保険の二種類に分かれます。
「月経困難症」という病名が付く方は保険でのピルとなります。それ以外の「生理不順」や「PMS」の治療目的、「避妊」という目的であれば自費でのピルとなります。
 

自費診療のピル

 
特に持病や既往症のない方であれば、血圧測定や問診のみで処方します。
(前兆を伴う片頭痛や、喫煙本数が多い方など、処方できない場合もあります)
 
当院で扱っているお薬

  • ラベルフィーユ(トリキュラーの後発品)
  • ファボワール(マーベロンの後発品)

 
料金 院内処方にて1か月3000円(税込) 初診料・再診料込
 

保険診療のピル

 
こちらは生理痛がひどい方に処方するピルです。
(前兆を伴う片頭痛や、喫煙本数が多い方など、処方できない場合もあります)

生理痛がひどい原因として、子宮内膜症の可能性がありますので、内診での超音波検査、もしくはMRI検査をおすすめします。内診検査がどうしても受けられない方は、当院スタッフまでご相談ください。
 
当院で扱っているお薬

  • ルナベルLD
  • ルナベルULD
  • ヤーズ
  • ヤーズフレックス
  • ジェミーナ

 

ピルのメリット

 
生理痛が楽になる、生理不順が治る、生理前の調子の悪さが改善する、以外にもメリットがあります。
 
●卵巣がん、子宮体がんのリスクを下げる
ピルを服用することで、卵巣がんや子宮体がんのリスクを一定程度下げられます。
 
●ニキビの改善になる
ピルを半年ほど使用すると、皮膚科で処方されるような抗生物質と同程度の治療効果が出てきます。そのため、ニキビの改善につながります。
 
 

ピルのデメリット

 
●軽い吐き気
ホルモン剤の特徴として軽い吐き気が出ることがありますが、飲んでいるうちに改善することが多いため、吐き気がつらいものでなければ継続して服用してみてください。
 
●少量の不正出血
飲み始め2~3か月は少量の出血がみられることがありますが、継続して飲んでいるうちになくなることがほとんどです。
 
●体重増加
「体重が2~3kg増えた」という方がまれにいますが、確率は非常に低いため、それほど心配する必要はないでしょう。
 
●血栓症
確率は非常に低いものの、心筋梗塞や脳梗塞といった血栓症が見られることがあります。前兆(目の前がキラキラしたり)を伴う片頭痛のある方はピルを内服できないため、ご相談ください。
 

飲み忘れたらどうすればいいですか?

・1日飲み忘れた場合:気づいた時点ですぐに1錠内服し、さらにその日の1錠も予定通りに内服して下さい。
 避妊の為に:同じ周期に既に飲み忘れがある場合、または前の周期の最終実薬週に飲み忘れがある場合は、緊急避妊薬を検討して下さい。
 
・2日以上飲み忘れた場合:気づいた時点ですぐに直近のものを内服し、残りは予定通りに内服して下さい。
 避妊の為に:7錠以上連続して内服するまでコンドームを使用するか、性行為を避けてください。
 1)第1週に飲み忘れた場合:休薬期間または第1週に性交を行った場合には緊急避妊を検討して下さい。
 2)第2週に飲み忘れた場合:直前7日間に連続して正しく服用できていれば、飲み忘れがないピルとしての避妊効果があります。
 3)第3週に飲み忘れた場合:休薬期間を設けず、現在のシートの実薬を終了したらすぐに次のシートを始めてください。
 
心配な場合は、緊急避妊の相談にいらしてください。
 

生理は移動できますか?

 ピルの最終週のは偽薬(薬の効果がない粒)があり、それを飲むことによって生理が来ます。そのため、そこで生理が来たら困る場合には、偽薬を飲まずに実薬を飲んで生理を遅らせることも可能です。
新しいシートの実薬部分を継続してもらい、そろそろ生理が来てもいいタイミングになったら、もともとの偽薬に戻ってください(生理を動かすために飲んだ実薬が含まれる新しいシートに関しては、月経移動の為だけに使うことになります)
 

何歳から飲めますか?

初経が来ていれば内服可能です。海外では14歳以上からニキビ治療にて処方されています。若いうちからピルを内服することで、骨の成長に影響する可能性がありますが、15歳前後で身長が固まるため、15歳ころからピルは内服していいことになります。
 

産後はいつから開始できますか?

出産後に排卵が再開するまでには、授乳中の方だと最短で73日、授乳していない方だと25日という報告があります。そのため、産後にピルの内服を考えることも選択肢の一つとなります。
 
産後のピル内服に当たって考える問題は、赤ちゃんへの影響と、上で説明した「血栓症」のリスクとなります。
 
赤ちゃんへの影響:授乳中にピルを内服することによる赤ちゃんへの長期にわたるリスクはハッキリしていません。海外のガイドラインでは、産後半年すれば「メリットがリスクを上回り、おおむね使用できる」とされているため、産後半年してからといのが一つの目安になります。
ただし、リスクがどうしても心配な場合は、避妊に関して子宮の中に入れる「ミレーナ」というのを検討するのも一つの手ですので、一度ご相談ください。
 
血栓症のついて:妊娠していない時の血栓症のリスクを「1」とした場合、妊娠初期・中期に「1.6」、妊娠後期に「8.8」、産後1~6週に「84.0」、産後7週~3カ月に「8.9」、産後4ヶ月~1年に「0.3」となります。特に産後1週は「24.0」、2週は「10.2」、3週は「4.4」、4週は「2.2」、5週は「1.5」、6週は「2.2」と徐々に低下していきます。血栓症のリスクという点で考えると、少なくとも産後3週~4週は経過してから検討した方がいいと言えます。また、赤ちゃんへの影響のところでも説明したように、「ミレーナ」は血栓症のリスクが上がらないため、選択肢として挙げられます。
 

不妊症になりませんか?

長い間、ピルを飲んでも不妊症になることはありません。
妊娠希望があってピルを中止すると、1か月目で21.1%、3か月目で45.7%、1年後で79.4%、2年後で88.3%に妊娠が認められたという論文があります。(ピルを内服していた59,510人が対象)
これは、ピルを内服していない人と比べても同じような妊娠確率です。
 
また、ピルの内服期間が2年以下だった女性では、ピル中止後1か月での妊娠率が25.0%、1年後は81.0%だったのに対し、2年以上内服していた女性では、ピル中止後1か月で妊娠率20.7%、1年後は79.3%と、どちらも同じような確率になっていたことから、長期間での内服も不妊に繋がることはないと言えます。
 

妊娠したくなったら?

上で説明したように、ピルを中止すると、その次の周期から排卵して妊娠する可能性が出てきます。そのため、「もう妊娠してもいい」というタイミングまで飲み続けることをお勧めします。
内服を中止して、1か月以内に生理が再開するのは2~4割ですが、3カ月以内には90%以上で生理と排卵が再開します。

3cmほどの棒を子宮の中に直接入れ、そこから染み出てくるホルモン剤によって、生理痛を楽にするお薬ですが、避妊にも高い効果を発揮します。ミレーナを入れることで、5年間は避妊せずに過ごすことができます。入れるタイミングは生理が終わる頃がベストです。
 

 
 
注意点
子宮の中に棒を入れるので、多少痛みが出たり、数か月間不正出血が続いたりすることがあります。(下からお産をした経験がある方なら、それほど強い痛みが出ることはありません。)また、棒は固定されないので、自然に抜けてしまうこともあります。ミレーナ挿入時に菌が一緒に子宮の中に入った場合は、強い腹痛の原因となることもあります。また、稀に違和感が続いてしまって、抜去しないといけなくなることもあります。
 
料金
・生理痛で処方する場合 保険適応にて、13,000円程度
・避妊目的の場合 自費にて60,000円(税込)
 

ピルやミレーナのように生理痛の時に使うお薬です。
排卵を抑え、子宮内膜症が悪化するのも抑える為、生理痛が悪化していくのを予防したり、排便痛・性交痛を抑える効果が期待できます。
 

副作用

最も多い副作用は不正出血です。拭いたら付く程度の少量の出血が頻繁にありますが、内服し続けることで徐々に減っていきます。また、ほてりや吐き気が出ることもありますが、いずれも軽い症状で済むことが多いお薬です
 

注意点

子宮内膜症の種類の一つである「子宮腺筋症」の方が内服すると、副作用としての出血が大量になるリスクがあります。
そのため、子宮腺筋症がある方は、前もって偽閉経療法という治療で子宮を縮めてから、このジェノゲストを飲んでもらうこともあります。
 

費用

先発品 約6,000円(1か月)
後発品 約2,000円(1か月) 
 

生理痛や子宮筋腫に対して、一時的に閉経状態に持ち込む「偽閉経療法」として使う薬です。
以前までは、月に一度注射が必要な「リュープリン」や、点鼻薬「スプレキュア」が中心となっていた治療法ですが、2019年より内服薬として「レルミナ」が使用できるようになりました。
 
副作用として骨密度の低下があるため、基本的には半年までしか使えないお薬です。
そのため、閉経が近い方が一時的に症状を改善し、そのまま自然に閉経することを期待する使い方が考えられます。また、ジェノゲストという薬の説明でも挙げたように、一時的に偽閉経療法で子宮を縮めてからジェノゲストを内服してもらう方法もあります。
 
その他には、点鼻薬で細かく薬の量をコントロールしながら、骨密度が下がらないように治療を続ける方法もあるので、ご相談ください。
 

効果

飲み始めた段階から閉経状態となるため、生理が止まります。それにより、過多月経からくる貧血が改善したり、生理痛が改善します。
 

副作用

閉経状態となるため、ホットフラッシュやイライラなどの更年期症状がでることがあります。更年期症状に対しては漢方薬にて治療します。また、骨密度の低下も見られることもあります。