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イソトレチノイン内服治療|東日本橋レディースクリニック

自由診療|ニキビ内服治療

繰り返すニキビに、
内側からアプローチする選択を。

外用薬や飲み薬を続けても改善しない、しこりのような重症ニキビ。 イソトレチノインは、皮脂の分泌そのものを抑えることで根本的な改善を目指す内服治療です。

国内未承認薬のため自由診療での提供となります。適応の可否は診察のうえ判断いたします。

イソトレチノインとは

ビタミンA誘導体(レチノイド)を成分とする内服薬です。

皮脂腺に直接作用し、皮脂の分泌量そのものを抑えることで、毛穴の詰まりや炎症の原因を根本から減らしていきます。 あわせて毛穴周辺の角化(皮膚が厚くなること)を正常に整え、アクネ菌が増えにくい環境をつくる働きも報告されています。

海外では重症・難治性のニキビに対する治療薬として長年使用されていますが、日本国内では現時点で未承認の薬剤です。 当院では医師の管理のもと、自由診療として個人輸入した薬剤を用いて処方しております。

対象となる方

次のようなお悩みをお持ちの方にご検討いただいています。

  • ✓外用薬や抗生剤の内服を数ヶ月続けても、十分な改善が見られない方
  • ✓顔だけでなく、胸・背中・首まわりにも炎症性のニキビが広がっている方
  • ✓赤く腫れて痛みを伴う、しこり状のニキビ(結節性・嚢腫性ニキビ)が繰り返し出る方
  • ✓ニキビ跡・クレーターが残ることを強く懸念されている方

妊娠中・妊娠を希望されている方、授乳中の方、重い肝機能障害のある方などは治療の対象となりません。 詳しい適応の判断は、血液検査の結果とあわせて診察時に行います。

治療の流れ

血液検査を挟みながら、段階的に治療を進めます。

1

初診・カウンセリング

皮膚の状態や既往歴を確認し、肝機能・脂質・血液一般に加え、妊娠反応の検査を行います。結果をもとに適応を判断します。

2

治療開始

お薬は10mg・20mgのカプセルをご用意しています。体重に応じたカプセルから内服をスタートし、皮膚の反応や副作用の出方を見ながら、必要に応じて増量していきます。

3

月1回の経過観察

月に一度ご来院いただき、血液検査と皮膚の診察を行います。妊娠の可能性がある方は、毎回の妊娠検査もあわせて実施します。

4

継続期間の目安

体重1kgあたり総量120〜150mgを目安に、多くの場合4〜6ヶ月ほど内服を継続します。皮膚の状態に応じて医師が期間を調整します。

5

治療終了後のフォロー

内服終了後も一定期間は経過を確認し、必要に応じて外用薬でのスキンケアへ移行します。再燃時はご相談ください。

体重別の用量の目安(開始〜増量後)

体重 開始用量 増量後の目安
40kg未満 10mgカプセル 20mgカプセル
40kg以上 20mgカプセル 20mgカプセル2錠(40mg)

増量のタイミングや上限は、副作用の出方や血液検査の結果を見ながら医師が判断します。

副作用・注意点

治療を安全に進めていただくために、必ずご確認ください。

妊娠中は絶対に服用できません

イソトレチノインには強い催奇形性があり、妊娠中に服用すると胎児に重篤な先天異常を引き起こすことが分かっています。 妊娠する可能性のある女性は、治療開始前から治療期間中、そして内服終了後6か月間、信頼性の高い方法で避妊していただく必要があります。

男性が服用される場合も、治療期間中から内服終了後1か月間は避妊にご協力ください。

妊娠を希望される時期が決まっている場合や、避妊方法にご不安がある場合は、治療開始前に必ず医師にご相談ください。

禁忌(服用できない方)

  • 妊娠中、または妊娠している可能性のある方
  • 妊娠を希望している方(避妊なしの状態)
  • 授乳中の方
  • イソトレチノインやレチノイド系薬剤に対する過敏症(アレルギー)の既往がある方
  • 重度の肝機能障害がある方
  • 重度の脂質異常症(高トリグリセリド血症)がある方
  • フェニトインを服用中の方
  • 副腎皮質ステロイド(全身投与)を使用中の方
  • テトラサイクリン系抗生剤(ミノサイクリン等)を服用中の方
  • 大豆・ピーナッツにアレルギーのある方(カプセルに大豆油を含むため)

慎重投与(医師が経過を見ながら判断)

  • 軽度〜中等度の肝機能障害がある方
  • 軽度〜中等度の脂質異常症がある方
  • うつ病など精神疾患の既往がある方
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)の既往がある方
  • 骨粗鬆症のリスクがある方、夜盲症など視覚に問題がある方
  • 糖尿病がある方

イソトレチノインは国内未承認薬のため、日本国内の公式な添付文書はありません。当院では米国・欧州等の海外添付文書情報を参考に、上記の基準で適応を判断しています。

比較的よくみられる副作用

  • 唇・皮膚・目の乾燥、皮むけ
  • 鼻の中の乾燥、鼻血
  • 紫外線に対する感受性の上昇
  • 肝機能値・中性脂肪値の変動
  • 一時的な脱毛感

服用中に気をつけていただくこと

  • ビタミンAを含むサプリメントの併用は避ける
  • 飲酒は控えめにする(肝臓への負担軽減のため)
  • 治療期間中および終了後6か月間は献血不可
  • 日焼け止めの使用など、紫外線対策を徹底する
  • 内服中の光治療・レーザー施術は色素沈着のリスクがあるため避ける
  • 気分の落ち込みなど、いつもと違う変化があれば早めに相談する

費用

自由診療のため全額自己負担となります(すべて税込表示)。

項目 金額(目安)
初診料・カウンセリング ¥3,000
血液検査(肝機能・脂質) ¥3,300
妊娠反応検査 ¥1,000
再診料(月1回・検査費含まず) ¥1,000

イソトレチノイン薬剤費(30錠・1ヶ月分)

カプセル 月額(目安)
10mgカプセル ¥7,800
20mgカプセル ¥12,800

服用するカプセルの強さは体重や治療経過により異なります。正確な費用は、初診時の診察・検査結果をもとにご案内いたします。

よくある質問

保険診療で受けられますか?+
日本国内でイソトレチノインはニキビ治療薬として承認されていないため、保険は適用されず自由診療となります。
効果はどのくらいで実感できますか?+
個人差はありますが、多くの方が内服開始から1〜2ヶ月ほどで皮脂の分泌量が落ち着くのを感じ始めます。ニキビそのものの改善には、数ヶ月単位の継続が必要です。
将来的に妊娠を考えています。治療できますか?+
治療自体は可能ですが、女性は治療開始前から治療中、終了後6か月間、男性は治療中から終了後1か月間の避妊が必須です。妊娠を希望する時期が決まっている場合は、事前に医師とスケジュールをご相談ください。
未成年でも治療は受けられますか?+
年齢やニキビの重症度、保護者の同意状況により対応が異なります。まずはカウンセリングにてご相談ください。
他のニキビ治療との併用はできますか?+
外用薬との併用については、皮膚の乾燥が強く出やすいため医師が状態を見ながら判断します。自己判断での併用は避けてください。

本ページに記載の情報は一般的な内容であり、すべての方に効果や適応を保証するものではありません。 治療の可否や具体的な用量・期間は、血液検査の結果や診察内容をもとに医師が判断いたします。 イソトレチノインは国内未承認薬であり、当院では自由診療として個人輸入した薬剤を使用しています。 副作用の詳細やリスクについては、治療開始前に医師より改めてご説明いたします。