AMH(抗ミュラー管ホルモン)
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査について
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査は、卵巣内に残っている卵子の数の目安(卵巣予備能)を調べる血液検査です。 妊娠のしやすさを直接判定する検査ではありませんが、将来の妊娠計画や不妊治療方針を考えるうえで重要な指標となります。
AMH検査でわかること
AMHは卵巣内の発育途中の卵胞から分泌されるホルモンです。一般的に年齢とともに低下し、卵巣内に残っている卵子の数の目安を反映します。
- 卵巣予備能の評価
- 妊娠・出産計画の参考
- 不妊治療の方針決定
- 体外受精時の卵巣刺激方法の検討
- 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の評価補助
このような方におすすめです
- 将来の妊娠・出産について考えている方
- 妊活を始める前に卵巣機能を確認したい方
- なかなか妊娠しない方
- 不妊治療を検討している方
- 月経不順がある方
- PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)が疑われる方
検査方法
採血のみで行える検査です。月経周期に大きく影響されないため、基本的には月経中・月経後を問わず検査可能です。結果は後日ご説明いたします。
AMHの結果について
AMH値は年齢によって大きく異なります。同じ数値でも年齢によって評価が変わるため、単純に「高い・低い」だけで判断することはできません。
また、AMH値が低い場合でも自然妊娠される方は多くいらっしゃいます。反対にAMH値が高くても妊娠を保証するものではありません。
特にAMH値が高い場合には、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)が隠れていることもあります。検査結果については診察時に詳しくご説明いたします。
費用
自費診療
妊活前のチェックや将来の妊娠・出産に備えて検査を希望される場合
AMH検査 10,000円(税込)
保険診療
不妊症の診断・治療のために医師が必要と判断した場合には保険適用となります。
3割負担で約2,300円
保険適用には一定の条件があります。診察内容によっては自費診療となる場合がありますのでご了承ください。
よくあるご質問
AMHが低いと妊娠できませんか?
いいえ。AMHは卵子の残りの数の目安であり、卵子の質を直接示すものではありません。AMHが低くても自然妊娠される方は多くいらっしゃいます。
AMHが高いほど良いのですか?
必ずしもそうではありません。AMHが高い場合はPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)が隠れていることもあります。年齢や症状と合わせて総合的に評価します。
月経中でも検査できますか?
はい。AMHは月経周期による変動が少ないため、基本的にいつでも検査可能です。
医師からのメッセージ
AMH検査は、ご自身の卵巣機能を知るための有用な検査です。将来の妊娠を考えている方、妊活を始めたい方、不妊治療を検討している方はお気軽にご相談ください。
当院では検査結果だけでなく、年齢や月経状況、ご希望の妊娠時期なども踏まえ、一人ひとりに合わせたご説明を行っています。